白いエリカの彩る
苗字*名前*あだ名 *  
友人の苗字*名前*あだ名 * 



序章

1、異世界の歌姫
001 ―――我が声を・・・・・
002 「えりゃ!」
003 「そう・・・じゅつ・・・・し・・・・」
004 街を、澄んだ歌声が一掃した。
005 ♪ヨウヨウ 其処行くボウヤ 街の掟を知ってるか〜い?♪
006 「弟子は取らない主義ですので。」
 
2、歩み寄る先
007 「・・・・あのー・・・ジェイ君?」
008 「そのフラフラの足で、よくそんな事が言えますね」
009 「・・・・さん、料理できるんですか?」
010 「押忍!」
011 あぁ、ジェイはコノ子達にこんなに好かれてるんだな・・・
012 邪魔をするのは過去の記憶だ。
013 強い光が指先からジェイへと伝わる
014 「・・そう・・・かもね。」
015 「なに照れてんのさ、思春期の男の子じゃあるまいし。」
016 さんの歌は、嫌いじゃない・・ですから・・・・・」
017 「ヤギだキュ!!」


本章

3、始まりの光
018 「・・・光の柱立ち上りし時、メルネスは再び甦らん・・・・」
019 「ぜぇったい・・今日は厄日だ・・・・」
020 「良い趣味だよねぇ・・・家に牢獄があるなんて・・・」
021 「休憩中ですか?歌姫のおねーさん」
022 「違う。こんな煩いやつ、シャーリィじゃない」
023 エンジンが大きく煙いて、爆発した。
024 「だから鳴き声に騙されたら生き残れないってば!」
025 「へえぇ。正体不明の歌姫は謎の島で野宿か・・・・」
026 「あらためまして、どーぞよろしく。」
027 そろそろ、彼女も落ち着いた頃だろう。
 
4、届かぬ手
028 「でも、弟子ですよね?僕の」
029 「うーん・・・名前教えてくれると助かるんだけどなぁ・・・」
030 死ぬほど驚くってのは、多分こういう事だ。
031 「・・・自分から申し出るなんてよっぽどのマゾかモーゼス!!」
032 そこのストーカーよろしく背後にベッタリの赤髪!!
033 「亀?ねえ、アレは亀?」
 
5、運命の再会
034 「とりあえずお前一度逝ってしまえ!!」
035 「勝利の舞いじゃああぁ!ワイに続けえぇ!!」
036 遠退く意識の中で、誰かが力強く、自分の体を引き寄せた。
037 ・・・遺跡モードだ、遺跡モード。
038 「ちょ、ち、違うってノーマ!!クロエも、誤解だからね!!?」
039 「あの・・ゴメンナサイ・・・・」
040 「そこにいるのは、メルネスの娘の、姉だ。」
041 「だあぁ・・・もう・・何でこうアンタ等は・・・世話が焼ける・・・」
 
6、動乱の大地
042 最近、起きる度に体が痛い気がするの、気のせいかな・・・
043 にも、やっぱりちゃんと、友達がいんだなぁと思って。」
044 「ちっ」
045 「だって、みんなは生きてるんでしょう?」
046 「わ、私ですか!?っていうか其れ八つ当たりじゃないのねえちょっと!?」
047 「ただいま戻りました〜!」
048 考えるでもなく、そんな言葉が、口を付いて出た。
049 自分、ちょっと学習した。
050 「よし、ノーマ、ちょっと二人っきりで話をしようか。」
051 同じなんだ、きっと。
052 「おーっと、危険な地に赴く彼女に激励ですかー?」
053 「ご武運を。」
054 ―― どうか、彼女にこれ以上の苦しみが、無い様に―・・・
055 もうこの手は汚れていて、日本に帰ったら犯罪者だ。
056 「僕は、間違ってるのかな・・・」
057 「海の導きのあらんことを。」
058 「よ〜っし、そんじゃ、行っくぞおー!!」
059 「生命の水よ、氷となりて汝を留め置く水とて時には牙を剥く」
060 「ああごめん、また止めなくちゃかと思って。・・・ちょっと名残が。」
061 「・・仕方ない、セネル、腕を貸してやれ。」
062 大切なものを汚れた手で抱くつもりか、この人は・・・!
063 彼 女 は 、 誰 だ ・ ・ ・ ・ ?
064 ――― 私に、ステラさんを殺させないで・・・・!!!!
 
7、覚醒
065 「よっしゃぁ!そんなら問題もないの!の、セの字!」
066 「え、選んだ人間に感想を聞く方が間違ってると思いませんか・・・」
067 「お前みたいに個性の強い奴が、ガラにも無い顔してるからだ。」
068 「明日の儀式が終われば・・・お前は、殺される。」
069 また、手遅れになる前に―・・・・
070 ―― 我が声を、我が恨みを、我が憎しみを、我が憂いを・・・・・
071 「・・・・やはり、お前からは取り上げる事ができぬか、偽りの影・・・。」
 
8、打ち捨てられた地で
072 「私・・・もう少し、頑張ろうと思う。」
073 それって、哀しいよ、すごく。
074 「・・・・・あー・・・・ジェイさんジェイさん、先、続けてください。」
075 「危険性の定義だ、悪く思うなよ。」
076 「そんなら、ワイが嬢と一緒に残っちゃる。」
077 「多分、歌だ、さっきの。」
078 「本人気にしていない以前にまず気付いていなさそうですがね。」
079 ―― それは頼りなげに透ける、蒼い輝きの髪を持つ少女。
080 「本当に、世話の焼ける人ですね。」
081 此処には、自分からの『答え』は、要らないんだ。
082 「隠然の霞を望む者 止水の光に身を曝せ――セルシウス・・・!!」
083 「ま、女の秘密って奴ですよ」
084 「陸の民のくびきを逃れ、今こそ新たなる始まりを」
085 「貴女、どんどん分からない存在になっていきますね」
086 「どうして、一緒に歩いていけなかったんだろうな・・・水の民と陸の民は・・・・」
087 ノーマ、ちょっと怖い・・・・・
088 共に恋した 二人が仲も 今は逢うさえ ままならぬ
089 「そういうワケですので、今回ばかりは大人しくしてて下さい。」
090 彼女は精一杯に生きていて、自分は、そんな彼女を知っている。
091 「キャーーーーッ!!!ノーマ!ノーーマーーー!!!」
092 『ジャンティ・・・・・・・』
093 「僕達にとって、『シャーリィ』さんは『』さんではないんですよ」
094 この世界で、たくさんの人たちと、私はまだ生きたい。
095 「弟子は、師匠の言うことを素直に聞くものですよ。」
096 どうして、一人で行かせてしまうんだろう、自分は
097 嬢は、ワイによう大事な事を気付かせてくれるの。」
098 「それだから、お人よしが過ぎるって言うんですよ、貴方達は・・・」
099 「その手で、お前達の罪の始末を付けてみろ。」
100 もしかしたら、蒼我も彼女に望みを託していたのかもしれない
101 「なに、じゃあ皆、水の民に遠慮して、殺されてあげるの?」
102 「こ、こんな時間に闇討ちでもする気・・・?」
103* 「お疲れ様でした。助かりましたよ。」
104* 「・・・・・・姿は見えど、近づけず、か・・・・・」