3、始まりの光 |
018 |
「・・・光の柱立ち上りし時、メルネスは再び甦らん・・・・」
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019 |
「ぜぇったい・・今日は厄日だ・・・・」
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020 |
「良い趣味だよねぇ・・・家に牢獄があるなんて・・・」
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021 |
「休憩中ですか?歌姫のおねーさん」
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022 |
「違う。こんな煩いやつ、シャーリィじゃない」
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023 |
エンジンが大きく煙いて、爆発した。
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024 |
「だから鳴き声に騙されたら生き残れないってば!」
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025 |
「へえぇ。正体不明の歌姫は謎の島で野宿か・・・・」
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026 |
「あらためまして、どーぞよろしく。」
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027 |
そろそろ、彼女も落ち着いた頃だろう。
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4、届かぬ手 |
028 |
「でも、弟子ですよね?僕の」
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029 |
「うーん・・・名前教えてくれると助かるんだけどなぁ・・・」
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030 |
死ぬほど驚くってのは、多分こういう事だ。
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031 |
「・・・自分から申し出るなんてよっぽどのマゾかモーゼス!!」
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032 |
そこのストーカーよろしく背後にベッタリの赤髪!!
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033 |
「亀?ねえ、アレは亀?」
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5、運命の再会 |
034 |
「とりあえずお前一度逝ってしまえ!!」
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035 |
「勝利の舞いじゃああぁ!ワイに続けえぇ!!」
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036 |
遠退く意識の中で、誰かが力強く、自分の体を引き寄せた。
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037 |
・・・遺跡モードだ、遺跡モード。
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038 |
「ちょ、ち、違うってノーマ!!クロエも、誤解だからね!!?」
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039 |
「あの・・ゴメンナサイ・・・・」
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040 |
「そこにいるのは、メルネスの娘の、姉だ。」
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041
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「だあぁ・・・もう・・何でこうアンタ等は・・・世話が焼ける・・・」
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6、動乱の大地 |
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最近、起きる度に体が痛い気がするの、気のせいかな・・・ |
043 |
「にも、やっぱりちゃんと、友達がいんだなぁと思って。」 |
044 |
「ちっ」
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045 |
「だって、みんなは生きてるんでしょう?」 |
046 |
「わ、私ですか!?っていうか其れ八つ当たりじゃないのねえちょっと!?」 |
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「ただいま戻りました〜!」 |
048 |
考えるでもなく、そんな言葉が、口を付いて出た。 |
049 |
自分、ちょっと学習した。 |
050 |
「よし、ノーマ、ちょっと二人っきりで話をしようか。」 |
051 |
同じなんだ、きっと。 |
052 |
「おーっと、危険な地に赴く彼女に激励ですかー?」 |
053 |
「ご武運を。」 |
054 |
―― どうか、彼女にこれ以上の苦しみが、無い様に―・・・ |
055 |
もうこの手は汚れていて、日本に帰ったら犯罪者だ。 |
056 |
「僕は、間違ってるのかな・・・」 |
057 |
「海の導きのあらんことを。」 |
058 |
「よ〜っし、そんじゃ、行っくぞおー!!」 |
059 |
「生命の水よ、氷となりて汝を留め置く水とて時には牙を剥く」 |
060 |
「ああごめん、また止めなくちゃかと思って。・・・ちょっと名残が。」 |
061 |
「・・仕方ない、セネル、腕を貸してやれ。」 |
062 |
大切なものを汚れた手で抱くつもりか、この人は・・・! |
063 |
彼 女 は 、 誰 だ ・ ・ ・ ・ ? |
064 |
――― 私に、ステラさんを殺させないで・・・・!!!!
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7、覚醒 |
065 |
「よっしゃぁ!そんなら問題もないの!の、セの字!」 |
066 |
「え、選んだ人間に感想を聞く方が間違ってると思いませんか・・・」 |
067 |
「お前みたいに個性の強い奴が、ガラにも無い顔してるからだ。」 |
068 |
「明日の儀式が終われば・・・お前は、殺される。」 |
069 |
また、手遅れになる前に―・・・・
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070 |
―― 我が声を、我が恨みを、我が憎しみを、我が憂いを・・・・・
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071 |
「・・・・やはり、お前からは取り上げる事ができぬか、偽りの影・・・。」
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8、打ち捨てられた地で |
072 |
「私・・・もう少し、頑張ろうと思う。」 |
073 |
それって、哀しいよ、すごく。 |
074 |
「・・・・・あー・・・・ジェイさんジェイさん、先、続けてください。」 |
075 |
「危険性の定義だ、悪く思うなよ。」 |
076 |
「そんなら、ワイが嬢と一緒に残っちゃる。」 |
077 |
「多分、歌だ、さっきの。」 |
078 |
「本人気にしていない以前にまず気付いていなさそうですがね。」 |
079 |
―― それは頼りなげに透ける、蒼い輝きの髪を持つ少女。 |
080 |
「本当に、世話の焼ける人ですね。」 |
081 |
此処には、自分からの『答え』は、要らないんだ。 |
082 |
「隠然の霞を望む者 止水の光に身を曝せ――セルシウス・・・!!」 |
083 |
「ま、女の秘密って奴ですよ」 |
084 |
「陸の民のくびきを逃れ、今こそ新たなる始まりを」 |
085 |
「貴女、どんどん分からない存在になっていきますね」 |
086 |
「どうして、一緒に歩いていけなかったんだろうな・・・水の民と陸の民は・・・・」 |
087 |
ノーマ、ちょっと怖い・・・・・ |
088 |
共に恋した 二人が仲も 今は逢うさえ ままならぬ |
089 |
「そういうワケですので、今回ばかりは大人しくしてて下さい。」 |
090 |
彼女は精一杯に生きていて、自分は、そんな彼女を知っている。 |
091 |
「キャーーーーッ!!!ノーマ!ノーーマーーー!!!」 |
092 |
『ジャンティ・・・・・・・』 |
093 |
「僕達にとって、『シャーリィ』さんは『』さんではないんですよ」
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094 |
この世界で、たくさんの人たちと、私はまだ生きたい。 |
095 |
「弟子は、師匠の言うことを素直に聞くものですよ。」 |
096 |
どうして、一人で行かせてしまうんだろう、自分は |
097 |
「嬢は、ワイによう大事な事を気付かせてくれるの。」 |
098 |
「それだから、お人よしが過ぎるって言うんですよ、貴方達は・・・」 |
099 |
「その手で、お前達の罪の始末を付けてみろ。」 |
100 |
もしかしたら、蒼我も彼女に望みを託していたのかもしれない |
101 |
「なに、じゃあ皆、水の民に遠慮して、殺されてあげるの?」 |
102 |
「こ、こんな時間に闇討ちでもする気・・・?」 |
103* |
「お疲れ様でした。助かりましたよ。」 |
104* |
「・・・・・・姿は見えど、近づけず、か・・・・・」 |